女子高校生が奔放で魅力的な同性にファーストキスを奪われたことをきっかけに、その相手に友情を越えた感情、すなわちレズビアン(もしくはバイセクシュアル)的な思いを抱くという物語である。少女たちの思いはプラトニックなものとして描かれ、昭和期の少女小説や1980年代頃の少女漫画(吉田秋生『櫻の園』など)に描かれる少女同士の関係の系譜に連なるものであるが、本作では明るくオーソドックスな学園ドラマ・ラブコメディの手法で表現されており、日本のテレビドラマとしては当時珍しいものであった。
内田有紀のドラマデビュー作であり、一色紗英演じる主人公が恋心を抱く女子高校生役を演じた。
VHS化もDVD化も実現していない。
◎主なスタッフ・キャスト
演出:本間欧彦、金澤克次
脚本:北川悦吏子
一色紗英(椎名裕子)
内田有紀(麻生早紀)
◎ストーリー
椎名裕子(一色紗英)は、どこにでもいる女子高校1年生。思いを寄せる高校の先輩の片瀬雅人(木村拓哉)に片想いをしていたが、クラスメートの麻生早紀(内田有紀)と片瀬が親しげに話しているのを目撃し失望していた。そんな裕子に突然、早紀はキスをする。その瞬間から、裕子は徐々に自分の心の中に、今まで感じた事のない感情を自覚し、徐々に早紀に魅かれていく。
◎出典:Wikipediaから引用しました。


第1話「ファースト・キス」より
早紀(内田有紀)「キスとか、したことある?」
裕子(一色紗英)「ウウン。子供っぽいかもしれないけど、本当に好きな人と、本当に好きな場所で、本当に心が通じ合った時にするの。恋に落ちてっていうのかな。一生で心に残るようなキスにしたいの」
すると急に扇情的なBGMが鳴り出し早紀の顔が裕子の顔に近づき唇が重なり合う。

裕子のモノローグ「私は雑巾を絞りながら、ダサイ水飲み場で、それも女の子に初めてのキスを奪われてしまった…」

YouTubeに上がってるこのシーン
第3話「あぶない趣味」より
裕子(一色紗英)が早紀(内田有紀)の家に初めてお泊まりすることになり、二人パジャマに着替えベッドに寄り添ってガールズトークしていたら、早紀が眠いと言って仰向けに横たわったので、早紀に強く惹かれていた裕子は早紀の唇に自分の唇を近づけてキスしようとするが…。


YouTubeに上がってるこのシーン
第4話「自殺未遂」より
早紀(内田有紀)の自殺騒動の後、ソファーに横たわる早紀に寄り添う裕子(一色紗英)。
早紀「本当は人が怖かった。でも、今、私、安心してるわ」と言って裕子に手を握られて目を閉じます。
裕子のモノローグ「ずっとそばにいる。貴女を守る。でもきっと…、またフィッとどっか行っちゃうんだろうな。それで最大級の意地悪されちゃうんだろな…。でも、いい!でも、いい!!」
裕子は目を瞑ってる早紀の頬にチューをします。

YouTubeに上がってるこのシーン




- 関連記事
-
- 「大奥(1968年)血を呼ぶ小太鼓」大奥で密かに繰り広げられる女同士のラブシーン
- 「必殺仕掛人 大奥女中殺し」より、大奥の筆頭年寄が無理矢理女中の体をまさぐるシーン
- 「その時、ハートは盗まれた」より、一色紗英と内田有紀のキスシーン3種
- 「しようよ♡」より、小嶺麗奈と湯原麻利絵のキスシーン
- 「29歳の憂うつ パラダイスサーティー」清水美砂と吉本多香美のラブシーン